
億ション欠陥で契約解除
三菱地所レジデンスの販売していた東京・青山の高級マンション 「ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町」に工事の不具合が見つかり 契約者への引き渡しを断念して販売を中止した。 三菱地所は施工した鹿島に損失を請求する方針を明らかにした。
昨年12月にネット掲示板に不具合に関する書き込みがあり、調査の結果 壁や床の配管用貫通孔が施工されていなかったり、位置が間違っていたり する欠陥が判明。
3月20日としていた引き渡し日を4、5カ月延期することも検討したが 新たに梁にも問題が見つかり、是正には長期間を要し、引き渡しは1年以上 遅れると最終的に判断。
責任をもって引き渡しできないとして、契約者に対しては合意解約を要請し 協議を進めている。販売された86戸のうち83戸が契約済みという。 このマンションの施工を請け負ったのは鹿島 で、機械設備協力会社は関電工 電気設備協力会社は浜野電設。
鹿島は契約者や三菱地所レジデンスに対し、「多大な迷惑をお掛けし心より お詫び申し上げる。二度とこのような事例を引き起さないように施工管理の 徹底を図って行く」とコメントした。
三菱地所広報担当の渡辺昌之氏は電話取材に対し、鹿島に損失を請求する 方針を明らかにしたが、請求額はまだ決まっていないという。 このマンションは販売価格が最高3億5000万円、最多価格帯で1億4000万円台。 都心のフラッグシップマンション「ザ・パークハウス グラン」シリーズの第1弾 として売り出された。
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